効果的な硬貨の解説・・・
旅行者の難所(その1)
先日、駅の改札を通ろうとすると、外国人ツーリストの方が固まっています。
見ると、券売機で買った紙の切符をICカードのところにタッチしています。
いくらやっても改札は開きません。
声をかけて、紙の切符が入れられる改札まで連れてきて、やり方を教えてあげました。
旅行者にとって、電車やバスの乗り方、切符の買い方などはけっこうな難所です。
ましてや改札でつっかえて、流れを止めてしまうと汗が吹き出ます。
最近は自動券売機、自動改札など駅員さんを探すのも至難の業。
あちこちに注意書きなどが書いてあっても、なかなかむずかしいです。
外国の電車の券売機
他国の硬貨はさらにむずかしい
キャッシュレスは進んでいるとはいえ、硬貨を使わなければならないこともあります。
日本の硬貨は5と1の組み合わせです。
そして金額と硬貨の大きさは、ほぼ対応しています。
これはこれでわかりやすいと思いますし、日本人はこれに慣れています。
ところが外国に行くと、20とか25とかの硬貨がけっこうあります。
金額もすぐにはもちろんわからないし、金額と硬貨の大きさもチグハグだったりです。
持ってる硬貨を全部出して、「こっから取って」とお願いすることも。
図解は共通のことば
暑かったので、ホームの自販機で飲み物を買おうとして、この表示を見つけました。
これはなかなかいいと思います。
どの硬貨を使うと、自分の飲みたい飲み物が買えるか。
わかりやすいです。
絵や図解は、ものごとを伝えるのにとても効果的です。
もちろん、ポイントを的確に、やさしい(わかりやすい)絵で示せるかがポイントになります。
いくら絵を使っていても、それが10個も20個もあったら、それはちょっとしんどい。
できれば4つぐらい(起承転結みたいに)がいいでしょうね。
そういえば、ゼイキンの図解(絵で書いてあるもの)ってほぼないような気がします。
こんな感じの図解のようなものは多いですが。
それはゼイキンが複雑すぎて、「簡素な」しくみではないからですね。
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