先日、こんな記事を書きました。
「税理士のテレワーク」
https://www.tt-tax.net/telework-zeirishi
もうちょっと考えてみます。
事務所で業務
会計事務所向けの用品を販売している会社があります。
科目印セット、元帳綴り、インデックス、決算書綴りはもちろん、背筋トレーニングボール、ホットキッチンマット、塩分測定器まで売っています。
その会社が事務所のレイアウトの提案のパンフレットを送ってきました。
イメージ図は所長先生の部屋、応接室、スタッフ作業場、キャビネット・・
やっぱり、このイメージなんでしょうね。
人を雇い、規模を大きくしていくのなら、この形なのかもしれません。
1人でやるならやっぱり事務所はいらないかな?
自宅で業務
自宅を税理士事務所にする場合、アパートやマンションはちょっと大変かもしれません。
日本の住宅事情を考えると、スペースの問題は影響するでしょう。
また、税理士法38条にはこんな規定があります。
(秘密を守る義務)
第三十八条 税理士は、正当な理由がなくて、税理士業務に関して知り得た秘密を他に洩らし、又は窃用してはならない。税理士でなくなつた後においても、また同様とする。
これは税理士本人だけでなく、税理士事務所の職員にも課せられています。
また、たとえ家族であっても、税理士はその秘密を漏らしてはいけないとされています。
「いや・・、(聞く気はなかったんですけど)聞こえちゃったんですよね。」
インサイダー取引で話題になったあの方の、こんな弁もありました。
そうすると自宅で書類を広げたり、お客さんとの面会や電話なども難しくなってきます。
自分の考えとしては
自分が独立したとき、
・通勤はめんどくさい
・自宅にお客さんが来たり、従業員が働きにくるのはちょっと・・
・自宅だと布団や洗濯物は干しづらい
・子供が騒いだり、かみさんに家事を頼まれたり・・
・自宅だとだらけるかも
・事務所を借りるのは費用がかかる
・喫茶店やレンタルスペースで仕事をしていいものか
・一人の時間、場所は必要だ
などなどが頭をめぐりました。
結局独立と同時に事務所を借り、今も借りています。
可能であれば事務所を借りなくしたいですが、自宅で仕事はしたくないです。
自分の性格としては、自宅で、家族がいると仕事になりません。
だから切り分ける意味でも、場所が必要です。
「自分がいるところが税理士事務所だ」
某国の首相みたいな感じですが、定点でなくてもいいんじゃないかと。
春は東京の事務所、夏は網張温泉の旅館、秋は北海道の事務所、冬は沖縄みたいな。
「夏は網張温泉にいますので、打ち合わせはこちらでしませんか?」
とかできるといいなー
写真は正月ですけど(笑)