先日、こんな内容の記事を見ました。
会社の内部留保は34%も増加し、会社の現金預金も27%も増えているのに、従業員に支払っている給与はほぼ横ばい(3%減少)。
働く人の賃金が伸び悩んでいるため、個人消費が低迷・・
さらっと読むと、「会社が利益を溜め込んで、従業員に還元していない」
そう読めます。
賃金総額ですから、上がっている人もいれば下がっている人もいる。
あるいは、世代構成などによっても変わってくるでしょう。
賃金総額が上がっていない=賃金が上がっていない
というのは、ちょっと乱暴な感じもします。
上の表と下の表、総額は3%ほど減っています。
違うのは世代人数の構成比です。全体として微減です。
でも下の表は各世代とも、給料が増えています。
こんな分布もあるかもしれませんね。
数字は「大きく・小さく」「粗く・細かく」「近く・引きで」
要素は?そして事実はどうかを見ていかなければなりません。