たまに結ぶ練習、ボケ防止ではありません(笑)
たまにやらないと、忘れます
ヒモ1本でも、いろいろなことができます。
ヒモを結ぶのも、テキトーに結ぶと、すぐほどけてしまったり。
結び目がダンゴになって、ほどくのが大変だったりほどけなかったり。
一方で簡単に結べるのに、しっかり固定することができる。
なのに、ほどくときは簡単にほどける。
また、長さなどを調整したりもできる。
結び方や編み方など、たくさんあります。
基本的なものをいくつかマスターしておくと、いざというときに役立ちます。
ただ、仕事などで普段ヒモを使うことがないので、忘れます。
最近は忘れ止めのために、月に2,3回ぐらいは結んでみています。
もやい結び
主には船乗りさんが、船を港で係留するときに使います。
ヒモではなくて、ロープを使われています。
動画の方が分かりやすいんですが、だいたいこんな感じで結びます。
最後に輪っかを入れておくと、ヒモの端を引くと、スッとほどけます。
動画などもたくさんありますので、「もやい結び」で検索して、マスターしてみてはいかがでしょう。
こも巻き
先日、旧古河庭園に行ったとき、松の木に「こも巻き」がされていました。
木にわらを巻きつける、この時期の風物詩です。
こも巻きは、防虫対策のために行われます。
マツクイムシやマツカレハなどの虫を、この藁に誘い込んで、春の活動前にこの藁ごと焼いて駆除するものです。
薬を使わず、虫の習性などを利用した、先人の知恵です。
一般的にはクルッと藁を巻き、ヒモで縛るのが多いですが、こちらでは結び目がきれいに施されていました。
職人さんのお遊びかな?とも思ったのですが、よくみると5つの輪っか。
梅の花を表しているようにも見えます。
梅の花といえば、東京では2月〜3月に開花します。
こも巻きを取るのは虫が目覚める前。
暦でいえば、啓蟄のころ。
「梅の頃まで巻いとくよ」
みたいな、職人さんの小粋なはからいかもしれませんね。
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