その数字の裏側にはなにがあるのか?

最近はブレーキ補助システムなどもあり、交通事故による死亡者数は減っています。
事故発生件数も、負傷者数も減っています。
いいことですよね。

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決算書のつくり方
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なぜ社長は決算書に興味がないのか?
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こういった統計値が公表されるときに、こんな表現が使われることがあります。

「1日あたりの件数は・・・」
「5分に1件の割合で・・・」
「女性の3人に1人が・・・」

これらは結局、平均値を表しています。
うなずけるような、ないような表現もあります。

会計の分析数値にもこのようなものがあります。
在庫(回転)日数とか、総資本回転率とか。
例えば在庫日数は、棚卸資産の金額÷1日当たり売上高で求めます。

単一商品のみを扱っている会社は、あまり多くはありません。
当然、売れる商品・売れない商品、毎日売れる商品・3日に1個売れる商品のようにばらつきがあります。
上の算式は平均されているので、その在庫日数は参考でしかありません。

交通事故を例にとると、
交通事故はいつ起こりやすいのか?
では、その対策はどうすればいいのか?
を考えていくことが重要になってきます。

事故が起こる時間帯は?季節(月)は?天気は?気温は?
年代は?表通り?裏通り?

その数値が結果として現れるためには、実に多くの要素が複雑に絡み合っています。
因果関係があるもの、相関関係にとどまるもの。
順列的に起こるもの、突発的に起こるものなど。

決算書などは結果でしかありません。
もちろんその結果は現実として認識します。
ただその背景にある、その数字の構成要素はやはり現場、第一線にあるのです。

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