台風10号がゆっくり北上しています。
お盆の日本を直撃です。
気象というものは身近なものですが、とても奥が深いです。
今でこそ、コンピューターによる解析などで、詳細な予報がでます。
しかし昔は、気象情報は戦争に影響を与えるほど、重要な情報でした。
空にぽっかり浮かんでいる雲も、実は複雑な科学の算式と化学反応の結果です。
もし空気に色が付いていたら、目の前の変化で、目が回ってしまうでしょう。
しかもそれは刻一刻と変化していく中で、バランスを保っています。
崩れたバランスは、それを平衡するように作用します。
雨や雷などがわかりやすい例です。
台風も自分の意志では動くことはできず、高気圧やら偏西風やらの影響を受けます。
近年の気象の異常さには、驚くばかりです。
でもその元は、小さな1つ1つの事象の集まりです。
小さな変化でも、そこから大きな事象に発展する。
小さなことでも、ものごとを変える力はあると思います。
小さいからこそ、変えていけるのかもしれません。