同じものでも変えられる

いただいた、ビールの詰め合わせ。

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値上げはつづく

いろいろな品物が、まだまだ値上げされています。
値上げの方法もさまざまですが、「同じ商品の値段を上げる」のがオーソドックスです。

でも、なかには「実質値上げ」というものもあります。
・同じ商品の量を変えて、実質的に値上げする
・同じ商品の質を変えて、実質的に値上げする
といったものです。

はっきりと、「お値段は据え置きます」が、
・10本入りのものを、8本入りにします
・200gのものを、180gにします
と言ってくれるところはいいです。

でも、そういう事は言わずに(あるいは隠して)いる実質値上げもあります。
これは「ステルス値上げ」とか言われ、買う側にとってはいい気分ではありません。

そういう騙し討みたいな会社は、だんだん敬遠されていくでしょうね。

新商品の開発はたいへんだけど

新商品の開発はたいへんです。
ですが、ビール会社は毎年のようにさまざまなビールを出してきます。

・味の改良
・アルコール濃度の改良
・醸造方法の改良

味の改良だけでなく、
・飲み方の提案
・飲むシチュエーションの提案
などもしてきます。

もちろん、いきなりこれらの商品が生まれてくるわけではありません。
日々の努力、研究開発があって、それが身を結ぶわけです。

何が当たるかはわからないし、思わぬ商品がヒットする場合もあります。
他社のヒット商品をまねているようなものもあります。

ある商品がヒットしていても、それに甘んじることなく、次の商品を開発していくことは大事です。

新商品なら、新たな値付けができる

そうやって、原価の値上がりなどを吸収しつつ、粗利を取っていく。
大手だからやれる、大手だからできる。
わけではないと思います。

小さな会社でも、どこかにヒントはあるはずです。
組み合わせを変えるとかは、できるはずです。

ヒントはそこら中に転がっていると思います。
ただ、それを見つけられるかは、常にアンテナを張り、考え続けていることが必要です。
向こうからはやってきませんので。

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