説明書があってもなくても、取り扱いの難しいものは数知れず・・・
取扱説明書
取扱説明書、その名の通り、製品などの使い方などが書いてあるものです。
片付けをしていて、ふと思いました。
ずいぶん差があります。
例えば写真に撮った4つの取扱説明書。
・ビデオカメラ(国内メーカー):119ページ
・時計(国内メーカー):199ページ
・スマートスピーカー(海外メーカー):トータル4ページ
・スマホ(海外メーカー):1枚
分厚いもの、薄いもの、ペラのもの、さまざまです。
ボタン類が少ないと説明書が薄い?
取扱説明書が薄いものは、ボタン類が少ないから?
・iPhone SE: ボタン4つ
・Google Home Mini:ボタン1つ
たしかに薄いものは少ないです。
でも、ビデオカメラも時計も、たいして多くはないです。
時計を比べてみると、
・時計(国内メーカー):199ページ(半分は日本語、半分は英語訳でした)
・時計(海外メーカー):ジャバラ式でしたが、8ページ
厚さや文字数はものすごい違いです。
でも、ボタンは5個(Sunto)と6個(Seiko)、その差は1個です。
機能もそんなに違わないです。
たぶんこうなんじゃないか説
取扱説明書の薄い外国メーカーはたぶん、
・とりあえずスイッチの入れ方と、ボタンの代表的な機能だけ記載したので、使ってみてね
・直感的に使えると思うけど、わからなかったらHPとかで見てみて
・ググれば「こんな使い方もできるよ」なんていうのもあるかも
分厚い日本のメーカーはたぶん、
・すべてのボタンと機能については、この取説をご熟読ください
・やってはいけないこと、注意事項も書いてありますから、よく読んでくださいね!
・困ったときは、まず「こんなときは」をご覧ください
・サービスセンターの電話番号も書いてあります
日本と外国の差と言ってしまえばそれまでかも知れませんが、どうなんでしょうか?
・こういう場合は?という疑問が生じるかも知れない
・こんな事も考えられるので、お伝えしておかなければ
・こんな使い方をされるかも知れないので、それも想定して
・HPを見られない方もいるかも知れない
1から10まで、手取り足取りやってあげると、相手はちっとも考えないし、想像も工夫もしません。
考えないから、書いていないのが悪い、となり悪循環でさらに分厚いトリセツになっていきます。
これは信頼関係の無さからくるものだと思います。
トリセツに限りませんが、日本人に欠けている部分かな~、って思います。
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【編集後記】
写真の時計、Suntoは充電式、Seikoはソーラー。
Suntoを使ってみて、時計の充電式はちょっとダメかな。
というわけでこちらを。
Seiko プロスペック アルピニスト