お店を構える商売なら、お客さんが来ないことだってあります。
売上ゼロを書く
開店休業。
お店を開けているのに、お客さんが一人も来ない。
「そんなことあるの?」
ありますよ。
いや、それは辛い。
気持ちとしては萎えます。
そんなときでも、帳簿は書きましょう。
お客様にはそう言っています。
お客様も記入してくれています。
なぜ「ゼロ」を書くのか
何も書かないと、その日は、
・お店を開けていたけど、お客さんが一人も来なかったのか
・営業日なんだけど、急な都合でお店を開けられなかったのか
・営業したけど、書き忘れたのか
わかりません。
・土日祝はお休み、とか
・毎週水曜定休、とか
そういうことがはっきりしていれば、そこは書かなくてもいいと思うかもしれません。
それでも、私は書いてもらうように言っています。
定休日に臨時に店を開けたりすることも、ゼロではないからです。
だから、この日の売上は(営業した、しないに関係なく)、「ゼロ」です。
と意思表示するのです。
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税務調査のときも有効です
税務調査が来たときも、この意思表示は効き目があります。
実際、不定休(定休日が定まっていない)のお店で、効果がありました。
会計ソフトにも、売上ゼロ円で入力しています。
何も書いていないと、書き漏れ、売上漏れを疑われても反論が困難です。
特に飲食店、水商売については、税務署は疑っているからです。
「自分を守るためですよ」と言うと、多くのお客様は分かってくれます。
慣れればそんなに手間ではありません。
ちょっとの工夫でできますので、参考にしてみてください。
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【編集後記】
税理士会の会費やら、支部の会費やら、今月末引き落としのものが多いです。
当然5月7日の引き落としになります。
案内には「残高をご確認ください」「4月26日までにご入金ください」など、注意喚起がされていました。
4月26日は、プレミアムフライデーどころじゃないな。