むずかしいことをやさしく

週末は研修でした。

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ひさびさの受講

この週末は、西順一郎先生のMG(MQ戦略ゲーム)研修に行ってきました。
記録を見ると前回の受講は2019年の12月、ほぼ4年ぶりでした。

これまでの間、コロナ等の影響もあって、西先生のMG研修は受講できていませんでした。

やはり西先生がされるMG研修は、いつもながら学びが多く、またチャンスを見つけて行きたいと思います。

会計をどう伝えるか?

会計をどう伝えるか?

これは税理士等の、俗に専門家と言われる人間に与えられた課題だと思っています。
その伝え方は当然ながら「わかりやすい」ものでなければなりません。

専門家が、専門用語を使って、難しく話す。
素人が知らないことを、これみよがしに上から話す。

さすがにこんな人は減っているとは思いますが、でも「わかりやすい」レベルになっているかというと、そこには残念ながら「?」マークが付くのではないかと。

基本的には中学1年生が理解できるぐらいに、やさしいものであることが必要です。

西先生も今回、そのことの大切さをお話されていました。
そのためにはMQ会計やマトリックス会計、さらにこれらを含むMG(MQ戦略ゲーム)をするのが最適で、結果的に効率もいいです。

・西研究所HP

むずかしいことをやさしく

講義を聞いていて、ふと思い出したフレーズがありました。
井上ひさしさんの、この言葉です。

むずかしいことをやさしく,
やさしいことをふかく,
ふかいことをおもしろく,
おもしろいことをまじめに,
まじめなことをゆかいに,
ゆかいなことをいっそうゆかいに

実に的を射ているのですが、実はとてもむずかしい。
でも、こうしなければやはり伝わり方は弱い。

ずいぶん前に買った本ですが、人に(文字で)伝えようとするとき、どうやったらわかりやすく伝えられるか。

『井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室 』(新潮文庫)

こちらの本をあらためて読み直して研究し、発信していきたいと思います。

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