見せ方、切り方の練習

カモメが手前の台に来るのを狙っていたのですが・・

■ ■ 発売中 ■ ■
決算書のつくり方
kindle版 

なぜ社長は決算書に興味がないのか?
Kindle版

基本的には

以前にも書きましたが、私の写真の基本は「残す」です。

できるだけそのまま、加工はしない。
成功も失敗も、傑作も駄作も、そのままです。

その後、作品(というほどでもないですが)にするときも、色は変えません。

するのは構図の再設定、トリミングで表現してみます。

動物は動くので

景色は動きが少ないです。
といっても時々刻々、変化していきますので、油断してはいられません。
ただ、ある程度動きが予想できます。

動物は動きます。
モタモタしていると、向こうを向いたり、飛んでっちゃったりします。

人間が寄っていくと、動きを止めたりしてしまいます。
十分な望遠レンズがないときは、そっと近づいたりして撮ります。

どんくさい私の動きなど、すぐに察知されてしまいます。
なのでサッと写真に収めます。

多少動きは予想していますが、その場で思った写真(作品)にならなかったときは、後からトリミングします。

どう切り出すか?

冒頭のカモメの写真。
このときの望遠レンズはマックスで70mm。
ちょっと足りません。

後からトリミングしました。
カモメを中心に拡大したところ、対岸の壁画に気づきました。
カモメとの向きも合っていたし、クール感もあり、周りをバッサリ切りました。

いい感じになりました。

続いて水鳥。
撮ろうと思ったら尻尾を掻くような動きで、クルクル回り始めました。
このときは40mmの単焦点レンズのみで、寄れません。

波紋を生かして、ぐっと寄った写真にトリミングしました。

ワンちゃん。

よりダルダル感を出してみました。

この写真で一番見てもらいたいのはココ!
これを表すには余計な部分をバッサリ切ると、効果的なようです。

たまにはこういう、堂々な御仁もいます・・

トリミングのしようもありません。

動物の写真もおもしろいですね。

ーーー