特別定額給付金の申請受付が始まっています。
私の住んでいるところでもできるようになりましたので、やってみました。
マイナンバーカードあり、スマホ(iPhone SE2)申請です。
用意するもの
この手続きにあたっては、マイナンバーカード、iPhone(iOS 13.1以上がインストールされたiPhone 7以降のiPhone)、振り込みされる銀行口座の通帳の3つが必要です。
それともう1つ大事なものが、マイナンバーに関する暗証番号です。
マイナンバーカードを既に取得されている方は、取得時に4つのパスワードを設定しています。
覚えていますか?
①個人番号カード用パスワード
②券面事項入力補助用パスワード
③利用者証明用電子証明書パスワード
④署名用電子証明書パスワード
の4つです。
それぞれ利用目的が違うのですが、今回使うのは、
③利用者証明用電子証明書パスワード(マイナポータルへのログイン時に使います)
④署名用電子証明書パスワード(送信時に電子証明書を付ける時に使います)
になります。
これらがないと、電子申請はできません。
私の場合は、マイナンバーカード交付時に説明され、控えの用紙にその場で書かされ持ち帰りました。
ほかの役所でもたぶん同様だと思います。
オンライン申請は原則として、マイナンバーカードを持っている世帯主(または世帯の代表者)が、世帯分をまとめて行います。
マイナポータルアプリをインストール
上記がすべて揃ったら、アプリをインストールしましょう。
AppStoreで、「マイナポータルAP」をインストールします。
どーでもいいことですが、私はダークモード設定なので、ホーム画面はいつでも夜です。
(ライトモードだといつでも昼間になります)
申請可能か確認して、申請します
ホーム画面から、ぴったりサービスを選びます。
下へスクロールすると、市区町村を選ぶところがあります。
ここでお住まいの住所を選び、特別定額給付金にチェックを入れ、「この条件で探す」を押します。
受付開始日を確認し、特別定額給付金にチェックを入れ、「申請する」を押します。
申請画面に移りますので、手順に従って進みます。
最初は動作確認と、必要なものの確認が行われます。
チェックが必要なものはチェックしましょう。
申請は途中で止めることもできますが、再開は面倒ですし、時間もそんなにかかりません。
一気にやってしまったほうがいいと思います。
私は電子証明書の読み取りでもたつき(対処法は後述します)ましたが、それでも15分ぐらいで終わりました。
その後は、申請者の名前や住所、生年月日などの情報を入れ、いっしょに申請する家族の名前を入力します。
このとき、メールアドレスを入力しておくと、完了通知がメールで届きます。
入力が終わったら、必要書類を添付(アップロード)します。
具体的には通帳の2ページめ(通帳をめくって最初にでてくる、銀行名、支店名、口座番号、口座名義などが印字されているページ)をスマホで撮影して、アップロードします。
iPhoneのカメラ・写真の場合は解像度が良いので、アップロードする際はサイズを中にしておけばいでしょう。
電子署名を付けて送信
入力が完了し、通帳データをアップしたら、電子署名を付けて送信します。
カードリーダーがなくてもマイナンバーカードの情報を読み取れますので、パソコンよりもスマホの方がいいと思います。
さて、スマホでマイナンバーカードを読み取るわけですが、この時に注意してください。
私はここで間違えて、3回ほど、署名後に迷子になりました。
電子署名をする際は画面が切り替わります。
「署名用電子証明書パスワード」を入力し、その後マイナンバーカードを読み取ります。
読み取りが完了すると、チェックマークが出て「Safariに戻って進めてください」というメッセージが出ます。
このときSafariに戻るときは、画面の左上の小さいリンクを押して戻らなければなりません。
うっかりSafariを立ち上げてしまうと、進めるためのページは見当たりません。
ここで途切れてしまうのです。
なので、必ず「画面の左上の小さいリンクを押して」Safariに戻ってください。
無事に進めるページに戻れれば、申請ボタンが出てきますので、それを押せば申請は完了します。
完了の画面はスクショをとっておきましょう。
今回は実験的にスマホでやってみました。
そんなにむつかしくはありませんので、マイナンバーカードをお持ちの方はトライしてみてください。
さて、何日ぐらいで給付金は振り込まれるでしょうか?
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【編集後記】
特別定額給付金、申請手続き準備に全国の市区町村が取り掛かったわけです。
郵送用の封筒が消え、発注が追いつかないとか・・
また、ネット申請を含めた受付開始時期も、地域によって差があるようです。
地域の「違い」は趣きがあるものですが、地域の「差」はあまりいいものではありません。
ネットなどを上手に活用して、小さくできるといいですね。