屋根の修理は晴れている日に

いいお天気でした。

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晴れてるうちに

“The time to repair the roof is when the sun is shining”
「屋根の修理は晴れている日に」
アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディの言葉です。

屋根が壊れている。
でも晴れているから、今日は遊びに行こう。

そうしたら次の日に土砂降りで、家の中は水浸し。
そうなってからでは大変です。

屋根は直せないかもしれないし、さらに家の中も直さなければならなくなるかも。
だから、次の雨が来る前に、屋根を直しておこう。

事前の備えがいかに必要かを、ケネディは、わかりやすい例えで説きました。

過去から学ぶためには

私の人生の中、過去30年でも大きな震災が何回かあります。
その現場にいたわけではありませんが、状況は知っているつもりです。

縁あって、東日本大震災で大きく被災された街の会社とも、仕事をしています。
街の様子の変化も見てきました。

そこから学ぶべきことは何かと考えると、逃げ切る、生き延びる知恵をもらうということではないかと思うのです。

災害に立ち向かうのは、ムリです。
災害からは逃げないといけません。

こうやって逃げる、こうやって備えておくというのは、経験された方から学ばせてもらっているわけです。

「災害になったら」は、なかなか感覚としてはつかみにくいかもしれません。
「大げさな」ことかもしれません。
でも、雨が降ってからでは遅いのです。

晴れているうちに屋根を直しておく、備えるべきものは、備えておくのです。

自力本願で

最近、千葉方面では地震が多発しています。
あえて書きますが、能登も3年にわたり、地震は頻発していました。

最近の状況を見ると、来て当たり前、来なければラッキーだと思います。
想定外のことも、普通に起きます。

「自分は大丈夫」
「行政がなんとかしてくれる」
「自衛隊が来てくれる」
みたいな感覚ではまずいのです。

備えていれば大丈夫、なわけではないです。
でも、備えていれば、もう少し軽くて済んだかもしれません。

私は怖いし、生き延びたいので、備えておきます。
逃げるための準備や心がけもしていますし、これは常に意識しておきたいです。

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