手続きはしておきましょう(個人事業の開業届など)

副業も含め、個人で事業を始めたら、必要な手続きをしておきましょう。

■ ■ 発売中 ■ ■
決算書のつくり方
kindle版 

なぜ社長は決算書に興味がないのか?
Kindle版

給付金とか、もらえません

新型肺炎の関係で、休業給付金が支給される場合があります。
行政側としてはゼイキンを原資に給付金を出すわけですから、適切な処理が必要になります。

例えば個人事業主に対して給付金を支給する場合、本当に個人事業者かどうかを確認します。
この場合、その資料としてこんなものの提示を求めます。
・開業届(ほんとに商売してる?)
・確定申告書の控え(ほんとに商売してる?)
・店舗の契約書など(ほんとに(市内に)お店ある?)

こういうことを確認して、給付金を出すわけです。

出す側としては、めんどくさいと思うかもしれません。
でも逆の立場になれば、例えば「マスクはどこの会社に作らせたんだ?」となりますよね。

権利と義務というほど大袈裟に言うつもりはありませんが、やるべきことはきちんとしておくべきです。
そうしておかないと、せっかくの給付金とか、もらえません。

個人で事業を始めたら

個人で事業を始めたら、最低限次の書類を出しておきましょう。
ほかの書類は必要に応じて出せばいいです。

<開業届>
事業の開始等の事実があった日から1月以内に提出してください。

書式等はこちら
・個人事業の開業届出・廃業届出等手続

<青色申告承認申請書>
帳簿付けの必要はありますが、このメリットは大きいですので、出されることをお勧めします。

青色申告書による申告をしようとする年の3月15日まで(その年の1月16日以後、新たに事業を開始したり不動産の貸付けをした場合には、その事業開始等の日から2月以内)に提出してください。

書式等はこちら
・所得税の青色申告承認申請手続

また、申告が必要な場合は、必ず申告しましょう。
最近個人の申告は、税理士に頼まなくても、e-taxを使えばご自身でもできますので。

ーーー