ドーハの世界陸上、すごいことになっているようです。
来年の東京は大丈夫なんでしょうか・・
神保町の白山通りには、イチョウ並木があります。
この時期、銀杏が落ちています。
落ちた銀杏は鮮やかなオレンジ色です。
視覚的な情報だと、こんな表現になります。
でもそこを歩くと、踏みつけられた銀杏のニオイは臭いし、道路はネチャっとしています。
テレビなどの映像情報は、目と耳で得られる情報のみです。
臭い、暑い、蒸している、汚いなど、触れたり嗅いだりすることで得られる情報は伝わりません。
間接的には伝わるかもしれませんが、視覚や聴覚の情報に置き換えられてしまいます。
だから暑さの中にいて、朦朧として、気持ち悪くなってしまう不快さは体感できません。
VR(バーチャルリアリティ)は仮想現実といいます。
現実にそこにいなくても、あたかもそこにいるような感覚を得ることができると言います。
でも、これもやはり整えられた仮想空間です。
エアコンが効いていて、雨風の当たらない、電気の明かりの部屋の中は、やはりバーチャルな世界です。
自分が現実の世界にいるのか、作られた世界にいるのか。
いろいろな意味で切り分けられた世界から生み出されるものは、やはり非現実的なものなのでしょう。
現実世界とは、遠く離れています。
4割以上の選手が棄権し、歴代最遅記録を出す大会。
こんな大会で選手生命を絶たれたら、一生悔いが残ります。
アスリートファーストって、何なんでしょうね。