建替え中の建物
建設ラッシュ?
東京の街中を歩いていると、いたるところでビルの建て替えが行われています。
建物といえどもやはり消耗品ですから、長年使っていると傷みがひどくなります。
そういう意味では、建て替えは必須のことだと思います。
頑丈な建物でも50年〜60年ぐらいでしょうか。
昭和の東京オリンピック建設ラッシュから60年近く、時期的にラッシュになるのかもしれません。
冒頭の写真は九段下にあったホテル、グランドパレス。
2021年6月に閉館していました。
昨日たまたま通りかかったら、解体中でした。
このあとには、複合施設が建築される予定とか。
スクラップアンドビルト
古いもの(傷んだもの)を建て替える。
その場合、
・全部解体して、建て直す
・リノベーションする
あるいは建物以外の、たとえば公園などにするなんていう方法があるかと思います。
一般的には、昔より技術は進歩していると言われています。
その方法を持ってすれば、よりよい活用方法があるのでしょう。
最近はオフィス需要も読めない、人口の動向も読めない。
からなのかもしれませんが、その中間の複合施設が増えているような気がします。
(あとからどうにでも変更できるように?)
ただ、特に東京では、前にあったものよりも「大きいもの」を作る傾向が強いです。
何十階という高層の建物になります。
個人的には、最近渋谷に行かなくなりました。
あの乱立するビルの渋谷の谷底に行くと、圧迫感で気持ち悪くなるからです。
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自然の素材で作ることはできないのか?
コンクリートも鉄骨も、自然のものから作っているのかもしれません(詳しくないです)
でも、これらを使うことで、異様な高さの建物ができることになります。
これだけ再生可能だ、自然がどうたらと言いながら。
何でもかんでも「大きい」必要はなく、むしろ充実した、豊かなものがいいのではないかと思います。
建造物で言えば、木、石、土といったもので作る。
そこらにあるもので作る感じです。
そうすれば、異様な高さの建物は作ることはできないでしょう。
日本の高い建築技術(特に木造建築)などをもってすれば、コンクリに負けないものが作れると思います。
代表格はたとえば、こんな建物。
(名古屋城)
コンクリのビルに例えれば、10階建てぐらいでしょうか。
せいぜいこの高さぐらいが、日本には合っていると思います。
日本は起伏の多い地形も多いし、それを活かせば、自然とも融合したステキな建物もできると思うんですが。
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