台風が来ます。
今週末は各地でイベントがあるようです
今週末の7/28、7月最後の週末は有名なイベントがあります。
・第41回 隅田川花火大会
・日本最大の音楽フェスティバル「FUJI ROCK FESTIVAL ’18」
などなど、いろんな催しがあります。
楽しみにしている方も多いと思いますが、台風12号がきます。
ちょっと動きが変わっているようですが、直撃の感じです。
せっかく準備してきたのに・・
楽しみにしていたのに・・・
サンクコスト
せっかく準備してきました。
それなのに中止にするにはもったいない。
今までかけた費用は全部パーなの?
このようにあることを企画したときに、その行為に投下した資金や労力のうち、撤退・縮小・中止をしても戻って来ない資金や労力のことを、sunk cost (サンクコスト:埋没費用)といいます。
主催者側なら、広告費、会場費、機材等の運搬や設営、準備スタッフへの支払いなどでしょうか。
参加者側なら、交通費、宿泊費、浴衣やフェスに参加するためのグッズなどでしょうか。
花火やフェスが中止になったからといって、宿泊代金は返ってきません。
それならば、多少無理してでもやったほうがいいの?
決断は早く!
多少無理してでも、できる場合もあるでしょう。
ただ、相手が台風なら中止でしょうね。
中止するなら早く伝えなければいけません。
ここ、とっても大事なんですが、主催者側はできればやりたい。
早々に中止を決定したくないのです。
早めに中止を決定したら、結果的に台風は逸れた。
もう少し様子を見ればよかったのに・・・
そんなのオレのせいじゃないよ・・・
決定が遅れると、
・参加者は会場に移動し始めます
・人が来れば警備や誘導の人も、居ないわけには行きません
そこに台風が来てしまうと、
・途中で電車が止まり、多くの人が足止めされる
・会場周辺に人が溜まってしまい大混乱
・救護などの必要が出てくるかもしれない
・大雨や強風でケガ人が出るかもしれない・・・
結果的に参加者に多くの負担を強いることになりますし、主催者側も、そして鉄道、警察、消防、ひょっとしたら自衛隊の方まで巻き込むかもしれない。
災害になれば尊い人命まで奪われてしまうかもしれない。
主催者側も参加者側も、安全第一で決断すべきです。
「台風だから仕方ない(笑)」
お互いのせいにすることなく、
「被害がなくてよかったね(笑)」と言い合えるか。
最近の災害を見ていると、試されている気がします。
最近この手の記事をよく書いていますが、ホントに思うんです。
命より大切なものはないと。
モノはまた買えばいいし、花火大会はまたやればいいんです。
そんなこと言ったて、いつやるんだよ。
来週は○○、その次は▲▲、やる暇なんかないよ。って?
それが試されているんですよ。