夏は遊ぶか?働くか?

8月になって暑さも本番、といった感じです。

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夏は閑散期と言われています

私が所属している税理士業界。
夏は閑散期と言われています。

逆に冬は年末調整、確定申告などがあり、繁忙期と言われています。
冬にスキーなんてしていると、業界の方から白い目で見られます。

まぁ、私はもともとそんなのは気にしないので、平気です。
しかも私の場合、夏もそれなりにお仕事があります。

「冬はどうせ忙しいんだから、それはそれで諦めて、夏は遊んじゃおう」

冬の激務に備えて、英気を養っておられる方も多いようです。

アリとキリギリス

「夏遊んで、冬に苦労する」

思い浮かぶのは、有名な「アリとキリギリス」のお話ではないでしょうか。

あらすじは、
・夏の間、キリギリスはずっと遊んで暮らしていた。
・キリギリスは、冬にそなえて夏にせっせと食べものを集めているアリのことを笑った。
・冬が来ると食べものはなくなり、キリギリスは空腹でさまよった。
・キリギリスはアリの家に行き、アリを笑ったことを謝り、ごはんを分けてもらった。

こんな感じです。

「備えあれば憂いなし」的な教訓を得るお話とされています。

夏に何をしておくのがいいのか?

ところがこのお話、「キリギリスの生き方も正しい」という意見があります。

実はキリギリスの寿命は3~4か月です。
春頃に孵化した幼虫は脱皮を繰り返して成虫となり、夏頃から秋にかけて繁殖活動を行います。
そして、年を越すことなく一生を終えるのだそうです。

なんと、キリギリスは冬に備えてもしょうがないのです。

ちなみにアリの寿命は1〜2年。
冬を越す準備が必要なのかもしれません。

ということで、私なりの結論。
「夏だからといって、特別なことはしない」です。

100歳超えても生きてるかもしれないし、明日死んじゃうかもしれないし。

「備えよ常に」
「常に6割ぐらいの力で」

後悔しない生き方を、したいですね。

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