昨日、商業施設の飲食店フロアーで食事をしました。
このフロアーの飲食店に限らず、都内の飲食店などでは「感染防止徹底宣言ステッカー」が多く貼られています。
レインボーのあれです。
ステッカーは
3密を避け、衛生的な努力を徹底してくれている店舗について、このステッカーで安全性をアピールし、来客を促すものとして利用してほしいと。
行った飲食店のフロアー。
20店舗ぐらいありましたが、どのお店もこのステッカーが貼られていました。
さらにその商業施設自体もこのステッカーの対象となるため、中には自身の店舗分と、その商業施設の分の2枚を掲示しているところもありました。
このステッカー、東京都としては、お願いベースのもの。
自主申告ですし、その後の調査もほぼ行われていません。
悪く言えば野放し状態です。
実際の様子は
お店を選ぶ際に、ぐるっとひと回りしてみました。
多くのお店は、入り口にアルコール消毒のものが置いてあります。
検温をしている店舗は数店。
客席間の仕切りを設置しているのは6割ぐらい。
席数を減らしているのは2割ぐらい。
おそらく一番やった方がいいと思われる、3密対策。
ランチタイムということもあり、店側は隣り合わせになっても案内していました。
逆にお客さんの方が間引いて座っているか、入店を見合わせる。
そんな光景でした。
形は整っていますが
店側も感染は怖い。
でも、背に腹は代えられない。
全体的に、有名無実化している感があります。
せっかくステッカーを貼っても、結果的に逆効果になってしまわないのかと思います。
お客さんはと言えば、
やはり感染が怖いので、入店を見合わせる方もいます。
おいしいところ・入りたいお店だから、やっぱり入るという方も。
いずれにしても、お客さんが判断します。
ではこのステッカーに頼らず、お客さんが来るお店はあるのか?
不特定多数のお客さんではなく、常連さんなどの濃いお客さんの割合が高いお店は来そうです。
私は行ったことはありませんが、いわゆる「一見さんお断り」的なお店。
一人ひとりのお客様への依存度は高くなりますが、コロナ対策をしていることを直接アピールすれば、お客さんは来てくれそうです。
一般多数相手と、特定者相手。
飲食店に限らず、「今までの形態での」営業がどうか。
しっかり見直しておくことは必要ですね。