信用を守るためのルール

夜の飛行機は、なかなかカメラが追いかけられない・・・

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夕方の空

最近、東京上空もずいぶん飛行機が飛ぶようになりました。
夕方になると、けっこう飛行機が見えます。
けっこうな大きさで見えますし、「ゴー」っていう音も聞こえます。

暗くなると、飛行機も灯りをつけて飛びます。
自動車がヘッドライトをつける感じです。

車の場合は道路を走っていて、車は左側通行ですから、ヘッドライトがついていれば対向車だと分かります。

飛行機の場合はルートはあるものの、空にはセンターラインとかがありません。
ただ灯りがついているだけでは、それが飛行機かどうかがわかりません。
どっちへ飛んでいるかもわかりません、

なので灯りのルールがあります。

向かって左側に緑色、右側に赤色のライトがついている場合、その飛行機はこっちに向かって飛んできます。

帯封がされていると

札束の帯が一番わかり易いですが、うちには帯付きの札束がないので、こんな写真を。

レターパックは20枚で1束になっています。
お札なら100枚で1束です。

帯がきちんとされていれば、わざわざバラして数えなくてもいいわけです。
量(計量)のためのルールがあります。

信用に基づいたしくみ

こういったルールで、めんどうな作業などを省くことができます。
双方が信用できるルールを決め、それに基づいてコトを行う。

いいことだと思います。

でも、それをどちらかが(故意であってもなくても)破ると、一瞬でそれは崩れます。
しかも、それまであった信用も無くなることになります。

今までのものは、ほんとうに正しかったの?

そういう疑念が出てしまうわけです。
信用を築くのは大変だけど、壊すのは一瞬です。

最近、いろんなところで、信用をなくすことが目に付きます。
ルールを無視して、その場だけをしのいでいる。

結果として先人が時間をかけて築いてきたものを、一瞬で壊す。
なんか残念です。

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