MQ会計のセミナーで、利益感度分析の講義をします。
利益感度分析とは、利益(G)を増やすためには「どの部分から手を付ければ効果的か?」を考える手法です。
MQ会計は5つの要素で会社を考えます。
G以外の要素である P,V,Q,Fの4つの要素がどうなると、Gを増やすために効果的か?
まずは机上のシミュレーションからになりますが、具体的な対策を導き出すためには有効です。
利益感度分析の講義の際には、サンプル会社の設定をもとに利益感度を計算します。
「この会社のV(変動費:原価)があといくら増えたら、会社の利益がなくなるか?」
「この会社のF(固定費:期間費用)があといくら増えたら、会社の利益がなくなるか?」
私はさらっとお話しますが、ここで受講者のタイプ(反応)は2つに分かれます。
・ここまで下げれる(削れる)んだ という考え方をする人
・ここまで上げれる(掛けれる)んだ という考え方をする人
一般的な管理会計を理解している人ほど、前者になり、
・ここまで下げれば、利益が出ます
・ここまで削れば、利益が出ます
となります。
ですがMQ会計や、MG(MQ戦略ゲーム)を理解されている方ほど、後者の考え方になります。
その理由も、その結果どうなるかも理解されています。
経費をかけるということは、どういうことか
原価をかけるということは、どういうことか
その先にはお客さんがあり、仕入先があります。
単なる理屈ではなく、倫理があります。
そして、それを実践されている会社は、利益が増えています。
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