持続化給付金の受付が始まっています。
この連休中に手続きをしておこうという方も、多いのではないでしょうか。
持続化給付金
持続化給付金は、新型肺炎の影響を受けている事業者に給付されるものです。
・事業を継続する意志がある
・今年に入ってからのいずれかの月の売上が、前年比50%以下になっている
このような要件を満たす方は、申請することができます。
ちなみに本日2020/5/5現在、代行申請はできませんので、ご自身で行っていただくことになります。
・持続化給付金に関するよくあるお問合せ(経済産業省)より
もちろん、代わりに申請することはできませんが、支援(サポート)はできます。
私もお客様の申請については、サポートしています。
申請は来年、令和3年1月15日までできます。
もし計算してみて満額にならない場合、申請を少し遅らせても大丈夫なら、満額もらった方がいいと思います。
(給付額の計算式)
前年の売上合計ー今年売上が最低の月の売上×12 < 満額(※)
(※)個人事業者は100万円、法人は200万円
ただし、「今年売上が最低の月の売上」がゼロでも満額にならない場合は、それがもらえる上限になりますので、その場合は速やかに申請した方がいいでしょう。
必要なものはすぐに出せる?
迅速化を図るため、持続化給付金をはじめ、いろいろな申請が電子申請でできます。
必要なものはスキャンしたり、写真に撮ったりしてデータ化し、添付します。
確定申告の控えも、電子申告の控えの一部を添付します。
ところが、こんな場合は手続きが滞ります。
・確定申告(電子申告)の控えをまだダウンロードしていなかった
→ e-taxシステムは現在、平日しかやっていません
・免許証などの身分証明書の住所が実家のまま
・パスポートの期限が切れていた
→ 本人確認書類として使えない
・通帳がどっか行っちゃった
→ 通帳のコピーが付けられない
申請が遅れれば手続きは遅れます。
そうすると給付金は8日どころか、8月になってしまいます。
「早く給付金をよこせ」と言えるように、日頃から準備しておきましょう。
マイナンバーカードも取得しておくべき
マイナンバー制度、本来はこういうときに円滑に進むように考えられた制度です。
制度のいろいろな部分について不満はあります。
しかし、特別定額給付金はマイナンバーカードがあるとスムーズにです。
(本日現在、私の住んでいる区では受付準備中となっており、手続きできませんが)
マイナンバーカードを取得していないと、申請用紙が送られてくるまで手続きできません。
私は仕事柄、既にマイナンバーカードは取得しています。
今回はそのおかげで、スマホで簡単にできそうです。
昨日も関東で地震があったように、日本はすでに災害の多い国です。
これから、長雨(大雨)、酷暑、台風なども予想されます。
残念ではありますが、緊急事態を想定して準備しておくことは、これからの日常になると思います。
もちろん、それが杞憂であれば幸いなのですが。