これ↑を見たことない人に、言葉だけでどう伝えるか?
ラジオのスポーツ実況アナウンサー
ラジオのアナウンサーの方って、すごいと思います。
特にスポーツ実況のアナウンサーの方。
テレビと違って、そこにビジュアルがありません。
すべてを言葉だけで、伝えなければなりません。
しかも原稿を棒読み、はそもそもできません。
スポーツの試合は、今まさに目の前で刻一刻と状況が変わっています。
それなのに、ラジオを聞いている人は、まるで自分が目の前で見ているように感じます。
言葉だけで伝える
スポーツ実況に限らず、言葉だけで伝えるためには、伝える人の頭の中が整理されていなければなりません。
ルールがおぼつかなかったり、用語があいまいだったりすると、詰まります。
あやふやな表現で、何となく雰囲気で、ではムリです。
意味がどちらにも取れる言葉は使わないとか、同じ読み方でも違うものを明確に区別する必要もあります。
「に」と発音したときに、数字の「2」なのか、カタカナの「ニ」なのか。
順番も重要になります。
「用紙の向かって右上、数字の①のところに、今日の日付を西暦で書きます」
「その下、今回は第1期です」
「その下に会社名と、社長名、これは自分の名前をフルネームで書いてください」
と指示されると、多くの方は、こうやって記入することができます。
知ってる人へと、知らない人へとでは伝え方が違う
たとえば何回かそれを見たことがある、やったことがある。
そういう方は口頭で言われても、それをイメージすることができます。
しかし、それを知らない方。
野球をまったく知らない方、見たことも、やったこともない方。
「バットって何?」
「グローブってどんなもの?」
「打ったら1塁に走る、って、前に走るの?左?それとも右?」
知っている人からみれば、「何言ってんだよ」「そんなのあたり前」
ということでも、知らない人にはまるでわかりません。
知っている人、わかっている人は、初心者、よくわからない人にどう接するか?
その態度、姿勢いかんで、伝わり方はまるで変わってくるのです。
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