価格を維持するか、信用を維持するか

思わず物差しをあててしまいました・・

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かまぼこ

かまぼことか、さつま揚げとか、ちくわとか、練り物系けっこう好きです。
先日、「板わさ食べたいなー」ということで、かまぼこを買ってきました。

持ったときに、ちょっと軽い?と思いつつも、買って帰りました。

なんか外包がふんわりというか、スカスカというか。
開けると、板にこんもり盛られたかまぼこ。

ですが、なんか小さい・・・

値上げラッシュ

9月からも値上げは続いています。

このかまぼこは今年の3月ぐらいから上がったようです。
量については、よくわかりません。

原材料費も上がっていたり、ガソリン代も上がっていたりするので、値上げはやむなしという感じはします。

価格ははっきり覚えていませんが、
・以前より価格は上がったのか?
・価格が据え置きで、内容量が減っているのか?
(それを不明瞭にしていると、ステルス値上げと言われます)

もしかして価格も上がって、内容量も減っているかもしれません・・・

ちょっとそれますが、
ガソリン代はトリガー条項があるのに、なぜそれを適用しないのか?
政府の理由の説明も、補助金の決め方も、信頼を失うのには十分な対応です。

変更のしかた

「値下げしました!」
「内容量10%増量!」

こういうお知らせは、大々的に出されます。

一方で値上げとか内容量を減らすというのは、ネガティブなイメージ。
できるだけ「そーっと伝えたい」気持ちが働くようです。
便乗値上げとかならなおさらです。

一方で、「これこれこういう理由で値上げします」とか、
「価格は維持しますが、内容量を見直し(減らし)ます」という方法。

これができるところと、そうでないところ。
その違いはなにかといえば、やはり今までの信頼関係だと思います。

信頼関係があれば、多少の反発はあっても、大筋では受け入れられることも多いでしょう。

逆に信頼関係があっても、内緒でそーっとやってみたり、小さな字で変更内容を見づらいところに書いたりすれば、瞬時に信頼関係はなくなります。

信頼を築いていくのには時間がかかりますが、崩壊するのは一瞬です。

分からないようにやったつもりでも、いつかバレます。
バレなくても、ずっと心穏やかではないと思います。

と、2切れぐらい減った板わさをつまんだのでした。
(個人の感想です)

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