技術の進歩であらゆるものの境目があいまい、あるいはなくなりつつあります。
ソフトで何でもできる
ソースネクストさんのソフト、いくつか使っています。
便利なものも多いです。
そして新しいソフトの案内メールが来ます。
たくさん来るメールから気になったものだけ抜粋してみました。
そしてある意味、ぞっとしました。
・マウスで囲むだけ、画像の文字をテキスト化
・重複ファイル一括削除ソフト
・忘れたソフトの認証キーを復元
・ケーブル不要で、複数PCを操作&データコピー
最後のソフト、内容を見ると、
見える場所にあるパソコン(最大9台)を1つのマウスとキーボードで操作できるソフト。・・・また、パソコン間のデータコピーがドラッグ&ドロップで簡単にできます。定価6240円が今なら・・・
画像から文字を読み取る、忘れた・削除したデータの復元、あるPCから他のPCを操作。
スパイ映画の世界かと思っていましたが、目の前にあります。
ソフトでここまですることが可能なんですね・・・
データはどこにある?
・ネットにほぼ常時接続している
・様々なデバイスもネットに接続している
・様々なデバイスから、テキスト、画像、音声の情報がネットに入る
・情報はいろいろな方法で関連付けがされる
・入力情報は定期的に、自動でクラウド上にバックアップされる
いったいどこにデータ(情報)があり、それにアクセスできるのは誰なのか。
例えばLINEでは「連絡先から友だちを探しますか?」となります。
承認すれば連絡先情報は、LINEやサードパーティーなどと共有状態になります。
あらためてデータ、情報の管理を考える
「ネットに上げた時点で、その情報は公開情報となる」
ネットに詳しい友人から、ずっと前に聞いた言葉です。
有料サービスだろうが、特定の場所に置こうが、それはたまたま見える人が限られているだけ。
公開の場所(ネット上)についたてが立ててあるだけ。
それを承知の上でネットと付き合わないといけないよ
利便性の代償としてデータを提供しているわけです。
が、現実問題としてネットなしでは、相当な不便を強いられることにもなります。
最近は「ネットに上げた」どころか「PCやスマホなどの電源を入れた瞬間から」、あるいは「Alexaをコンセントに繋いだ瞬間から」とますます境目がどこだかわからなくなっています。
ネットなしでは仕事や生活は成り立ちません。
ですが、今一度友人の言葉の深みを感じてみたいと思います。
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【編集後記】
昨日は品川のお客様のところへ。
後継者(お子さん)のことで悩んでおられました。
おとといの研修でも感じたことですが、税制、制度でできるのは後押しのみ。
ですが、その前段階で実に多くの方が頭を抱えています。
お話を聞いていくと、最終的には国(民)のあり方=教育に行き着くこと。
そしてそれには多くの時間と労力がかかることを、改めて感じました。