このピンクとオレンジ、キライです(笑)
ゼイキンを払うには納付書が必要?
最近、電子納税を推進しているお上は、納付書を送ってくれません。
もし必要な場合は、税務署にあるので取りに来いというスタンスです。
この暑い中、納付書を取りに行って熱中症になったらたまったもんではありません。
冷房の効いた部屋で、パソコンから電子納税をする方が、Coolです。
とはいっても、すべての方が電子納税ができるわけではありません。
電子納税ができない方はどうしたらいいのでしょう?
サイズへのこだわり?
最近は申告書とか、だいたい何でもダウンロードできます。
納付書をダウンロードして印刷して、銀行やコンビニで払えれば、ラクです。
ところが国税庁のHPを探しても、ダウンロード用の納付書は見当たりません。
(市区町村はあるのに・・)
ここにはいろいろな歴史(事情)があるようです。
(興味のない方は次の項目へお進みください)
今でこそ日本でも紙(用紙)のサイズはAサイズ(A3とかA4とかのサイズです)が標準的です。
日本の紙のサイズはBサイズ(B4とかB5とか)のものが多かったですが、これも次第にAサイズに置き換わっています。
(これについてもいろいろありますが、ここでは割愛いたします)
納付書のあのサイズがどう決まったかはよく知りませんが、最終的にはあのサイズになりました。
納付書は金融機関の窓口で取り扱い、その情報は銀行の親分の日本銀行へ報告され、お金が送られ、国庫に入ります。
納付書はそのための伝票なのです。
そしてあの納付書は機械で読み取られて、その情報が日銀へ行きます。
あの書式でないと日銀が受け付けてくれないので、あの書式のままなのです。
税務ソフトなどで、納付書を印刷することができるものがあります。
ですが、サイズは必ずあのサイズ(拡大縮小はダメです)、色もあのカラーでないとダメです(白黒印刷のものは受け付けてくれません)。
また、税務署で渡されるものには必ず税務署の番号が入っています。
写真の場合は中野税務署で、その番号は31437です。
(これは日銀が使うための番号なんです)
昔、これが入っていない、いわゆるカラ(汎用)の納付書をくれ、と税務署でいったことがありますが、そういう事情でカラのものはくれませんでした。
さすがに銀行も時代の流れや業務効率化の観点から「変えてくれまへんか」と意見を出しているようですが、変わる気配はないようです。
■ 税・公金収納・支払の効率化等に関する勉強会
調査レポート(2019年度)
https://www.zenginkyo.or.jp/fileadmin/res/news/news320323_1.pdf
ある意味強制的に変更・・
おそらくは、お上はこのまま知らん顔で行くのでしょう。
あまりの不便さにみんなが電子化に対応するか、「納付書で払う?なにそれ?」という人だけになるまで、じっと放置なんだろうと思います。
(たぶんマイナンバーや手書きの戸籍の話も、放置でしょう)
なので、今納付書を使っている方も、可能であれば電子納税に切り替えていく方が得策だと思います。
また、例えば今は納期特例の源泉所得税の、上半期分の納付時期です。
1月ー6月分を集計して、7月10日までに納付です。
会計事務所が納付書を作成して、普通郵便で今日送ったら、たぶん期限内納付は微妙です。
郵便も土日を挟むと、着くのに4−5日かかります。
10月には料金の値上げも予定されています。
郵便局もグルかと思います(笑)
そうやって、み〜んな電子納税になっていくのでしょう。
ここらへんは納付書にこだわりすぎず、こちらのメリット・デメリットを考えつつ、メリット>デメリットのバランスを図った方がいいでしょうね。
アクティビスト(物言う「輩」)であり続けつつ。
(最近のお上は、ちょっといかがなものかと思う部分が多いです)
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