商売繁盛の願掛けに
(写真は昨年のものです)
税金を払う
正月早々、税理士が何言ってやがんだ。
と怒られそうです(笑)
税金を少なくする、払わないようにする。
それが税理士の仕事だろう・・・は違います。
もちろん、どんどん税金を払わせる、国の回し者でもありません。
ムダな税金は、払う必要はありません。
でも、税金は払うことをお勧めします。
というか、税金は払いましょう。
利益を出す
税金。
いろんな種類がありますが、私が払うべき、と思う税金は儲けに対してかかる税金。
法人税とか、所得税です。これは払わないといけないです。
「なんで一所懸命稼いだカネを、国に税金で持ってかれなきゃいけないんだ?」
たしかにそうでもあるんですが、法人税や所得税を払わない(払えない)= 儲かってない、わけです。
儲けがないっていうことは、商売がうまくいっていない、ということではないでしょうか?
それならまず、商売できちんと利益を出しましょう。
いい利益
もちろん、ただ利益を出せばいいわけではありません。
不良品や人を騙すような形で出す利益は、言語道断でしょう。
また、
・材料費や仕入れ代金、諸経費を1円でも安くなるように値切る
・従業員の給料を低く抑える(払えない)
・自分の給料をきちんと取ってない(取れない)
・新製品や新規顧客開拓を、まったくしない
・適切な設備投資をしない(古い機材で能率が悪い)
なんてことで利益が出ていても、これでは商売は早晩ツラくなります。
仕入先を叩きまくり、従業員の給料も上げてもいない。
そうやって出すような利益だと、税金を払いたくなくなり、変な節税に手を出し、お金を失います。
しかも仕入先や従業員から良くも思われない。
そして、それが自分の首を絞めていくことになります。
商売でのいいお金の使い方は、
1,材料費や仕入れ代金、諸経費を適切な金額で払う
2,従業員の給料を適切な金額で払う
3,自分の給料をきちんと取る
4,新製品や新規顧客開拓を常に、怠らない
5,適切な設備投資をする
こういった順番で、お金を使っていき、それで利益を出していきましょう。
そしたら、その利益についてはスパッと税金を払いましょう。
そうすれば、税金を払った後の残ったお金が使えますから。
私の経験上、儲かっていない会社、いい利益を出していない会社ほど、節税をしたがります。
本末転倒だと思いますよ。
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