私にとっての、癒やしの地の1つ
人にはいろいろな場(空間)があるけれど
いわゆるゴールデンウィークも終わり、世の中的には平常運転期です。
みなさん、現実に戻ります。
と書きましたが、
この「現実に戻る」「仕事場に戻る」という言葉の中の「戻る」ってどうもキライです。
まるで仕事場などが「普通」の場で、休んだり遊びに行ったり行楽地が「イレギュラー」な場のような。
人それぞれ、いろいろな場(空間)があると思いますが、少なくとも仕事場を普通の場にはしたくないですね。
私はこの時期は(も?)、全くマイペース。
今年は仕事1、読書2、温泉など7 、ぐらいの感じでした。
「GWだから何々しなきゃ」ということもなく、完全OFFということもなく、です。
混んでるところは苦手なので、それはなるべく回避します。
人様と同じタイミングで動く必要がない(その気もない)。
これは独立していることで得られる、最大のメリットだと思います。
五感で感じとるもの
私は温泉に入るが好きなので、よく温泉に行きます。
なんとかランドではありません。
山の中にある自然の温泉です。
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硫黄臭漂うこんなところや、
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熊さんが近くに住んでる温泉とか。
山は別に人間様だけのものではありません。
木も生えてるし、植物もたくさん。
川が流れていれば、温泉も湧いている。
虫もいっぱい、動物も住んでます。
天候はすぐに変わるし、暑いし、寒いし、スマホの電波も届きにくい。
夜は真っ暗。
こういうところに行くと、五感がフル活動します。
生き物としての人間に、みるみる回復していく感じです。
自分にとって、ほんとうに大切な時間です。
空間、間(ま)、間(あいだ)
都会のマンションにいると、この感覚は無くなります。
虫1匹出てきても、大騒ぎです。
ある意味異常です。
養老孟司氏に言わせれば、都会自体がメタバースの世界です。
ずっといると、感覚がおかしくなるんじゃないか。
私もほんとうに、そう思います。
銀座で事件がありました。
あれを見てもつくづく、やった人たちはTVゲーム(スマホゲームかな)感覚、な気がします。
いつも平面の中に潜り込んでいて、現実感がないんだろうなぁ・・・
平面的なメタバースにこもっていると、空間の感覚がおかしくなります。
メタバースは仮想空間ですから、あくまでも擬似的なものです。
実際に自分の体を動かして、登り下りして、体力使って実際の距離を移動する。
体は飛んでいかないし、時間短縮のワープもできない。
五感をもとに戻す意味でも、メタバースから離れて、もっともっと自然に触れたほうがいいと思うのでした。
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