税理士には、年間36時間の研修受講が義務付けられています。
研修なら何でもいいわけではなく、税理士会が認定した研修が、受講時間としてカウントされます。
認定されていないものでも、実務に役立つものはたくさんあるので、認定云々を問わず、受講するようにしています。
(申請するとカウントされるものもあります)
今までは会場受講がほとんどでしたが、今はオンラインで受講できるものはオンライン受講にしています。
それは、次の理由からです。
拘束時間の短縮
会場で研修を受講する場合、会場へ行き、受講し、会場から帰る、ことになります。
オンラインの場合、受講時間以外の、会場への行き来の時間が無くせます。
幸い私は都内に事務所がありますので、会場への行き来は往復でも1時間程度で済みます。
が、この1時間もチリツモで、3時間の講習を12回受ければ、年間で12時間にもなります。
基本的に移動の時間なので、減らせるに越したことはありません。
地方で行われる研修に出かけていくという、別の楽しみもありますが、現状はそれはリスクです。
コロナが収まるまでは、おあずけですね。
受講時間の短縮
研修時間は2〜3時間が多いです。
認定研修、講師の方もさまざまです。
おおよそ税務に関するものなので、税理士が多いですが、弁護士など他士業の方もいます。
また、研修(講師)に長けている(慣れている)方もいれば、そうでもない方もいます。
歯切れよく、わかりやすい講義をされる方もいれば、
あー、えー、と間延びしがちな講師の方もいます。
そうすると、このあー、うー間延びの時間、こちらもチリツモで、結構な時間になります。
オンライン受講だと、これも回避できます。
多くのオンライン研修には、速度調整モードがあります。
私はだいたい1.5倍速、講師の方によっては2倍速で受講しています。
それで丁度いいぐらいです。
また、聞き直しができるのも重宝しています。
(画像の講師の先生は、私がいつも受講している先生で、わかりやすい講義でいつも勉強になります)
レジメ
税理士会の研修の場合、講義資料が配られます。
だいたい分厚いです。
両面印刷で、200ページぐらい。本1冊分です。
これ、PDFにならんかな?といつも思っていたのですが、オンライン受講だとPDFで配布されます。
そのままパソコンに保存できます。
PDFだと、メモ書きがあとから、きれいな字で追加できます。
これもとても重宝しています。
オンラインの受講だと、受講料が割増になるケースが多いです。
でも、上記のメリットを考えれば、その割増分も気になりません。
もちろん、リアルの研修受講もいい部分がたくさんあります。
どちらも自由に選べる状況に、早くなってほしいものです。
税理士は勉強が仕入れですから、しっかり仕入れして、売上につなげていきたいと思います。
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