↑住民票の交付申請書(千代田区版)
省略しちゃいましたが
先日住民票が必要になり、ちょうど区役所のそばにいたので、窓口で住民票の請求を。
用紙に住所やら名前やらを書いて窓口に持っていくと、
「すみません、◯◯区と書いてください」と言われました。
「え〜、ダメですか?◯◯区の住民票なのに?」
最初から「◯◯区」と書く気がなかったので、スペースがありません。
しかたなく町名の前に、小さく縦書きで「◯◯区」と書き加えました。
「はい、お待ちくださいね〜」
「・・・」
千代田区の住民票の請求書には、最初から「千代田区」と印刷されています。
決まりきっていることは、書かなくていいか、印字しておいてほしいものです。
お互いの手間が省けます。
住所も省略OK
郵便はだいぶ減ったとはいえ、ゼロにはなりません。
しかたなく住所を書いて投函するわけですが、住所は省略できます。
郵便局のHPにもちゃんと書いてあります。
郵便番号を正しく書けば、市区町村名まで省略できます。
たとえば「東京都千代田区神田三崎町〜」の郵便番号は、101-0061です。
この101-0061を正しく書けば、「神田三崎町〜」と書けば郵便は届きます。
また、個別の郵便番号を持っているところは、住所も省略することができます。
「住所も書かなくていいですよ」
とはっきり言っている役所に、社会保険の事務センターがあります。
たとえば北海道の日本年金機構の事務センターに郵送するときは、
〒003-8572
日本年金機構 北海道事務センター 御中
でOKということになります。
これはラクですよね。
省略できないのはなぜ?
・省略すると間違って届いたり、遅くなるから
・省略すると失礼だから
なんて声も聞こえてきそうです。
ちゃんと住所を書いた方が安心、というのはわかります。
でも、郵便番号を間違えれば、届くのが遅くなるのは同じです。
郵便番号をきちっと書けばいいので、それなら住所は省略形でもよいのではと思います。
住所については省略されていても、そんなに失礼感はないと思いますが。
それよりは、名前の方(肩書、敬称)の誤用の方が失礼(恥ずかしい)と思います。
・◯◯社長様
・◯◯社長殿
・代表取締役 ◯◯ 社長様
・代表取締役 ◯◯ 社長様
・◯◯先生様
・◯◯先生殿
なんていうのは、けっこう見かけますけどね。
ーーー