町中を歩くときは、わりとキョロキョロしています。
といっても、首を回しながら歩いているわけではないですけど。
最近よく見かけるようになりました。
工事現場の囲いです。
面取りというか、隅切りというか、角を透明にして見やすくしています。
この写真を撮ったのは夜ですが、よく見えます。
(看板がじゃまですが、それは後ほど)
暗いときはもちろんですが、明るいときでも見通しがききます。
困った、疑問がアイディアを生む
工事現場では安全第一。
現場の従事者はもちろん、近隣住民への配慮も大変です。
騒音や振動、事故災害にも気をつけなければなりません。
できるだけ隅々まで囲うことによって、これらを防ごうという考えなんでしょう。
けっこう高い囲いで、中は見えないようになっています。
そうすると、角は見えにくくなり、出会い頭の事故の危険性が高まります。
でも、現場の人はそういう光景に慣れきっているので、何の疑問も浮かばなかったのかもしれません。
見えないなら、見えるようにすればいい
住宅街の交差点などでは、隅切りは普通に行われています。
住宅街の交差点では当たり前のように見ているのに、工事現場になると気づきません。
思い浮かべば結構簡単なことです。
単純に角を切り取るのもありかと思いますけど、そこは何か理由があるのかもしれません。
角の部分を透明板にすることで、視認性を良くしています。
事故を未然に防ぐ効果がありますね。
世の中「可視化しよう!」と言われていますが、意外に自分の身の回りを見回すと、隠れて見えないことに自分ではなかなか気づきません。灯台下暗しです。
店舗などでよくありますが、閉店後も中の電気をつけて見えるようにしておく。
(中に泥棒がいると外から見える。防犯カメラで写りやすくするという理由のようです)
レジスターを開けっ放しにして、ここには現金がないことを泥棒にアピールする。
こんなことも可視化することによって、無駄に破壊されないようにしているわけです。
さて、透明板に看板が掛けられていて、向こう側が見えづらいです。
見ると「 →→ ◯◯店、こちらで営業中!」の看板です。
掛けてもらうように依頼したのは、自社の営業が第一の某銀行、なんでしょうね。
掛ける側もですけど、どちらももう少し想像力を働かせてほしいです。
センスないですね・・・
ーーー
【編集後記】
昨日はちょっと考えさせられることがありました。
自分の中で消化して、そのうち書きたいと思います。