年金事務所からの圧着はがき。
確定申告モード
年が明けると、業界的には確定申告モードになります。
年明けにいろいろな書類が送られてきて、書類が揃うと税理士さんに連絡が来ます。
いや、こちらから資料の依頼をして、の方が多いでしょうか。
最近、郵便は遅くなりましたが、書類が届くのは早くなりました。
今まではだいたい1月末に揃う書類が、今日まででもほぼ揃っています。
・公的年金等の源泉徴収票
・寄付金の受領証明書
一方で、今現在まだなのが、
・国民健康保険等の年間払込額の連絡はがき(自治体により発送自体がまちまち)
・支払調書(実は支払者への送付義務はないです)
・税務ソフトの令和4年版(・・・)
あたりでしょうか。
ちなみにこれらは無くても確定申告はできます。
・保険料は口座振替なら通帳、現金払いなら領収書で確認できます。
・支払調書が無くても、自分の売上(収入)ですから、把握できていないとイケマセン
・e-taxを利用すれば、税務ソフトは要りません
(同業さん情報では、2022年度版はいらん折りたたみなどがあり、改悪?との話もあり)
ふらつく公的年金等の源泉徴収票
写真の年金事務所からのはがき。
下が確定申告のときに使う源泉徴収票です。
タテ位置のはがきを開くと、ヨコになった源泉徴収票が現れます。
年金事務所からは、ほかにヨコ位置のはがきも送られているようです。
源泉徴収票はヨコ位置の方がいいような・・
今回、令和4年分は外側が「年金ブルー?」です。
昨年までは「白黒」、少し前は「紫色」。
不定期に色が変わる意味が、しかも青に変わる意味が、よくわかりません。
お客様のおばあちゃんには、電話で「年金事務所から白黒のはがきが来てませんか?」
そう聞いていたのに、今年から(?)「青いはがき」に変えなければいけません。
そうするとおばあちゃんからは、
「年金事務所から来てるのは、どれも青だねぇ。見分けがつかないよ・・」
ほんとに、いらんコトしてくれます。
まぁ、そう言っているのもあと数年でしょう。
電子化が進んでくれれば。
どんどん紐付けされています
令和5年1月から、公的年金の源泉徴収票もマイナポータルに入っているようです。
こうやって見ていくと、確定申告をわざわざしなくてもいいような気がします。
そっち(国側)で計算してくれ、という感じです。
まぁそうすると「国が勝手に税金を取っていく」と反発が出るかもしれません。
ただ、実際には源泉徴収制度と特別徴収制度で、すでに勝手に持っていかれています。
医療費や保険料の情報もマイナポータルに入っていくので、
「あなたの年金はこれだけ、保険料はこう、医療費はこうでした」
「結果として、いくらが戻ります(またはいくら払ってください)」
こんな通知を送って、OKなら「OK」をクリックして、それでおしまい。
「いや、それ以外にも申告するものがあるよ」
という方は、「次へ」ボタンを押して、確定申告に進む。
そんなふうになると、お互いだいぶラクになると思います。
たぶん、国もそれを意図しているとは思います。
(その調子で年末調整も不要にしてもらいたい)
※税理士事務所は、その売上額が減りますけど・・・
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