確定申告の2大定番の1つ
減っても影響しないかな
先日、同業の方と話していて、
「医療費控除やふるさと納税がなかったら、確定申告激減するかなぁ?」
という話になりました。
統計的なものを見たわけではないですが、
・医療費控除だけのために、確定申告をする
・ふるさと納税だけのために、確定申告をする
・その両方のためだけに、確定申告をする
これらの方がどのくらいのウエイトを占めるのでしょうか?
ただ、それなりの数がいたとしても、
これらの方が、税理士に依頼してくるのか?
機械的に受けて報酬をもらったり、確定申告コーナーのやり方を教えてあげる、というビジネスがあるかもしれません。
もちろん、それもありでしょうが、個人的にはここにビジネスがあったとしても、取りには行きません。
それはご自身でやってもらえばいいからです。
ふたばちゃんに聞いてもらったり、国税庁の動画を見ていただけば。
お国の側は?
一方でその申告を受取る側の税務署の方々。
仕事ですからちゃんとチェックして、還付する。
変な喩えですが、仕事をすればするほど売上(税収)が減っていく?
私がもし税務署の職員だったら、妙な感覚になると思います。
たとえば、この2つの控除、無しにしたらどんなになるんでしょうね?
最近巷でよく聞く、(税金を)取ってばらまく(給付する)より、最初から取らない方が、お互いラクなんじゃないの?という話。
これも一理あるような気がします。
納税意識が・・
ただ、私はこんな風に思っています。
税金はたしかに取り過ぎだと思います。
減税というか、次から次へと増税しないで、複雑怪奇な制度は簡素化してほしいです。
一方で、この2大控除のおかげで、国民の税に対する関心が上がるのではないか。
税について考えるきっかけになってくれたら、いいのかなと思ってます。
あっちの肉がうまい、こっちの海産物がいい。
それだけで終わらないことを願いたいものです。
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