税務署の用紙置き場で見たもの、2つ。

税務署に置いてある↑これを見て、なんだか分かる人は、ある意味玄人です(苦笑)
正解は後ほど。

■ ■ 発売中 ■ ■
決算書のつくり方
kindle版 

なぜ社長は決算書に興味がないのか?
Kindle版

税金についてわからないことがあるとき、いろいろな方法で調べると思います。
すでに多くの企業などが取り入れているチャットボット、10/28から国税庁でも始まりました。

・国税庁 チャットボット
愛称は「ふたば」さんです。

「チャットボット(ふたば)に質問する」

という味気ないボタンを押すと、チャット画面が立ち上がります。

何でも聞けるわけではなくて、現時点では年末調整に関する内容について、質問することができます。
質問を入れると、キーワードや内容の確認をして、質問内容を絞り込み、回答するようです。

もちろん、税金に関係ない質問などは、やんわりと。

税務署は比較的IT化への取り組みに積極的です。
順次種類も増えていくようですし、回答なども整備されていくと思います。

さて先ほどの「200枚」のこれ、「用紙の自動計量器」とでも言いましょうか。
昔、私がこの業界に入った頃、用紙を税務署等にもらいに行くのは常でした。

年末調整の用紙は、顧問先分、何百枚です・・
いちいち数えているわけにはいきません。
そこで考案された(?)のか、税務署に置いてありました(現存していますが・・)

これと用紙を並べて、同じ高さになると(だいたい)200枚。
すばらしい・・・、効率よく紙を集められる・・・

ほかにもこんな工夫があります。
たまに年末調整の用紙の角に、黒い四角があるものがあります。

これは印刷されたときに、100枚ごとについているという印。
用紙が乱れていなければ、このマークを目安に200枚とか300枚とかは、すぐに分けられます。

税務署の年末調整の用紙置き場で、新旧の象徴を見たような気がしたのでした・・

ーーー