外国人の従業員さん
外国人の従業員も普通になってきました。
皆さん日本語も達者です。
私たちが外国語をしゃべる以上に、外国の方々のほうが上手な日本語を話されます。
さらに文字、ひらがなや漢字も読み書きができる方もいらっしゃいます。
ただ、やはり文字は慣れるまで大変なようです。
しかも税金関係の書類となれば、細かい字や専門用語。
日本人だって、見るのもイヤです。
これから年末調整の時期
たとえ外国人の方であっても、日本で働く場合、原則として税金は日本の手続きによります。
会社に扶養控除等申告書などを書いて、出していただかなければなりません。
でも日本語で書いてある書類では、何をどう書いたらいいかわからない、と思います。
日本人従業員だって「何を書けばいいか」はわかっても、それを説明するのは難しいでしょう。
先日、国税庁のHPでこんなのを見つけました。
これはいいかも
年末調整用の各書類。
これの外国語バージョンが作成されていました。
日本語の通常の書式を、各国語に訳しています。
しかもありがたいことに、用紙の裏面の記入のしかたも訳されています。
翻訳言語は、英語、中国語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語の5ヶ国語。
かなりの部分をカバーできていると思います。
例えば、中国語の配偶者控除等申告書はこんなふうです。
これなら書式が一緒ですから、日本人の担当者も、どこに何が書いてあるかが分かります。
おかしなところがあれば、指摘してあげることもできます。
内容の説明も、同じところを示してあげれば、外国の方も理解しやすいです。
これはなかなか、Good job です。
各書類はこちらから、該当言語のものを選んでくださいね。
(新しい年のものが出たら更新するようにしていますので、参考にしてください)
・《外国語》令和3年分給与所得者の基礎控除申告書兼配偶者控除等申告書兼所得金額調整控除申告書
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【編集後記】
お客様に年末調整の準備をお願いする時期になりました。
めんどくさいし、基本的に紙ベースだし、ちっともやる気がしません。
来年は電子化が進むようですので、それに期待したいと思っています。