昨年撮った紫陽花。
間もなく梅雨入りとなりそうですが、近年は梅雨入り前に猛烈に暑くなりますね。
昔は梅雨というと、「しとしと」と雨が降るイメージでした。
湿気はもちろん多かったですが、蒸し暑い印象はありませんでした。
最近は温暖化、熱帯化しているせいか、梅雨といっても「豪雨」「蒸し暑い」という感じです。
梅雨がある6月は、「水無月」の異名があります。
梅雨なのに「水が無い」とはこれいかに。
この「無」は「の」にあたる助詞を意味するそうで、つまり「水の月」ということだそうです。
水が無いのではなく、田んぼに水がたっぷりと張られたことを表していたんですね。
ほかにも6月の異名として、
鳴神月(なるかみつき)
蝉羽月(せみのはづき)
夏越の月(なごしのつき)
涼暮月(すずくれつき)
葵月(あおいづき)
風待月(かぜまちづき)
季月(きげつ)
陽氷(ようひょう)・・・
比較的涼し気な異名が多いです。
この異名のようには、もうならないのかなぁ・・
異名の中にある、夏越の月(なごしのつき)。
1年の半分である6月末に行われるという「夏越の祓」。
半年分のけがれを落とす行事で、この後の半年の健康と厄除けを祈願するそうです。
コロナも祓ってしまいたいものです。