つなげた方がいいもの、つなげなくてもいいもの(マイナンバー)

マイナポータルの画面

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マイナポータルにお知らせ

「マイナポータルに新しいお知らせが届きました。」

こんなメールが来ていました。

早速ログインして、内容を確認してみると、お知らせの内容は確定申告の案内でした。
内容はe-taxのメッセージボックスに届く内容と同じもの。
スマホ(アプリ)からも、確認できるんですね。

ここから国税庁の「電子申告・納税システム(e-tax)」につなげば、スマホからの確定申告もできるようです。
マイナポータルにつなぐわけです。

私はスマホからは申告しないし、まだほかに確認したいこともあるので、今回はつなぎませんでした。

マイナンバーとの連携は必要だが

たとえば、「マイナンバー」と「健康保険の情報」はつなぐ必要があると思います。
コロナのワクチン接種に、「マイナンバー」を活用することはいいと思います。
また、救急時に既往症情報などが取れるなどの利点もあるでしょう。

ただ、「マイナンバーカード」と「保険証」とか、
「マイナンバーカード」と「運転免許証」という、モノとモノをつなぐのは、私は反対です。
これは、1つのカゴに卵を盛ってしまうことと同じだからです。

物理的に壊れてしまうと、ダメージが大きいです。

私は「スマホ」に「交通系ICカード」は入れていません。
つなぐのは簡単ですが、していません。

スマホ内のICカードで電車に乗って、降りるときに電池切れとかスマホが壊れたりとか。
そういう可能性は、ゼロではないからです。

1台のパソコン「内」に、全部データを入れていると、パソコンが壊れたら大変。
でもクラウドに置いておけば、パソコンが壊れても、別のパソコンをつないで復旧できる。
そんな感覚です。

1つにまとめることは、利便性が増していいです。

ただ、分散しておく、代替手段を準備しておく、考えておく。
バックアップ(機能)を複数持つ。
そして、つなぐも切るも、自身ですぐにできるようにしておく。

冗長性とか、あそびとか、柔軟性は必要なものだと思います。

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