存在感はすごいですが、今回は脇役です。
つくづく江戸は水の街だと思う
東京のランドマークであるスカイツリー。
埋立地の多い東京湾沿いのエリアに、ドーンと建っています。
展望台(350m)からは360度のパノラマビューです。
まずは富士山(笑)
筑波山方面
スカイツリーが、日時計の針のようです。
東の方向(後で詳しく)
北東(の鬼門?)
荒川(中央)と隅田川(手前)と、それをつなぐ堀切水路(高速の下)
東京、ではなくて江戸(イメージとしては23区)は、パッと見は平坦です。
実際には細かな起伏=微地形地は、たーくさんあります。
江戸のまちづくりは水との戦いであり、水との共存であり。
このへんを歩くと、その歴史が地名や随所に残っていて、楽しいです。
川という名の水路
このへんには「川」という名前がついていますが、実際は人工的に作られた「水路」が多くあります。
たとえば、隅田川から旧中川を経て、荒川へつないだ水路は、今は北十間川と言われています。
先ほどの写真に水の流れを書き加えると、
下から上に流れているのが、隅田川から来た北十間川。
奥で細い旧中川につながり、少し荒川と並行して、荒川につながります。
途中で右に、横十間川がつながっています。
江戸時代は水路と船が物流を担っていたので、水路は重要なインフラだったんですね。
ミズマチ
スカイツリーから浅草の方向に、北十間川沿いを通って浅草に行くことができます。
ミズマチをスカイツリーから見ると、このへん。
ゆっくり歩いても、30分もかかりません。
スカイツリー周辺は「ソラマチ」
でもそこから見える江戸の街は、川や水路がめぐらされた水の街です。
スカイツリーから北十間川沿いには「ミズマチ」として、ちょっとしたお店が並んでいます。
東武線のガード下を利用しているので、スッキリした印象があります。
後で知りましたが、ここ(源森橋)は写真スポット(夜景)でもあるそうです。
確かに、夜景を撮ったら良さげです。
私はソラマチを撮りたかったので、スカイツリーは切っちゃいましたが。
スカイツリー・ソラマチに比べると、まだまだ認知度が低いようですが、江戸風情を感じるにはいいところだと思います。
平日ならお店も空いています・・・
(いや、もっとみんなで行きましょう)
ぜひお近くに来たときは、散歩してみてくださいね。
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