急にジャンプはできない

今日はMGC、東京オリンピックの出場選手を決める大会が行われました。
事務所のある神保町界隈は、コースになっています。
来年の本番も、ほぼ同じコースで行われるそうです。

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マラソンは私が説明するまでもなく、42.195kmのコースで競います。
早くゴールに着けば勝ちです。

今回の大会は選考を兼ねているので、まず一定の条件をクリアした方しか参加できません。
そして、一定以上のタイムでゴールしなければなりません。

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経営はスポーツから学べることが多いです。
いつ、どこで、誰と、何で、どう戦うのか。

マラソンで言えば、
・気温などの天候条件(気温や日差し、蒸し暑い)
・コースの地形(高低差が30mもあるそうです)
・誰と戦うか(各選手のクセや攻め方があります)
・自分の状況(自分のクセや攻め方、コンディションなど)
これらを総合判断して、今回なら2着までに入らなければなりません

経営に置き換えても、
・いつ売るのか(季節、時間、期間など)
・どんな市場なのか(地域性、リアルかネットか、客層は)
・誰が商売がたきなのか
・自分、自社の状況はどうか(ヒト、モノ、カネなど)

これらの状況・現実を見た上で、戦術を立てます。
どうやったら目的を達成し、結果を出せるのか。

そして、それは大会当日だけの話ではなく、そこに至るまでに何をどうしていくか、どうしてきたかも含めて戦いです。

決算間近に慌てても、思い通りにはならないです。
決算日の次の日から、翌期は始まっています。

「4年に1回じゃない、一生に一度だ」というキャッチフレーズ。
最近とても響いています。