飛鳥山駅と都電
断崖感が味わえる
東京北部の北区、荒川区あたりは、成増台地の端になります。
その北はその名の通り暴れて荒れる川、「荒川」流域になります。
台地の端にある飛鳥山公園から荒川方面を見ると、断崖になっています。
写真で見ても断崖感があります。
上の写真に映っているゴンドラのような乗り物。
断崖の上と下を結ぶカタツムリのようなモノレール、その名も「アスカルゴ」です。
けっこうスリルあります。
国土地理院の地図
国土地理院のHPには、日本の地図の情報が詰まっています。
紙ではなくデジタル情報なので、いろいろな見方ができます。
東京のわずかなデコボコ、微地形も知ることができます。
私のように好きな人間にとっては、情報の宝庫です。
おもしろいです。飽きません。
写真の断崖感を地図で見てみます。
断面図モードにして、地図上で同じあたりを線でつないでみると、高低差が表示されます。
飛鳥山(公園)自体も、本郷通りから10mぐらい盛り上がっています。
そして断崖となります。道も大きくカーブして、一気に20mほど下ります。
20mといえば、ビルの8〜10階ぐらいですから、けっこうな高さです。
(途中盛り上がっているのは、JRの線路の土台地です)
足で歩いても高低差が
アスカルゴに乗らない場合、飛鳥山公園から王子駅の方へ降りていくには、階段です。
こんな感じの階段です。
まさに(飛鳥)山登りです。
山手線や京浜東北線で、上野〜駒込、上野〜王子あたりを通ると、この崖を感じることができます。
実際にこのあたりを歩いてみるのも楽しいです。
「歩くのはしんどい」という方は、電車に乗って、スマホじゃなくて車窓の景色を眺めてみてはいかがでしょうか。
東京はけっこうデコボコしてますよ。
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