今日はレオ・レオーニ展へ。
レオ・レオーニ。
絵本作家のイメージが強いかと思います。
ちっちゃい魚のスイミーだったり、かわいいネズミのフレデリック。
(会場は一部を除き撮影が許可されています)
谷川俊太郎さんの訳とともに、多くの生き物が登場する絵本。
心が和みます。
個性的、特徴的な画風の画家たち。
しかし、その基礎には、当たり前ですが高い技術力があります。
こういう絵もしっかりと書いている中で、表現が高まってくるわけです。
多くの絵本がそうであるように、絵本からのメッセージはときに、大人の心にも突き刺さるものがあります。
レオーニも、絵本という媒体を通じて、多くの発信をしています。
図録にあった印象的な言葉をご紹介します。
”芸術家が、人々にはよく理解できないことをした場合、それは人道に反する行為をしたことになるのです。
作品の持つ意味は、説明できるような内容のものでなければいけません。”
”とにかく、わたし自身の気にかかっている問題を論じるための表現形式を探そうとすると、「子どもの話」に行きつくことになるのです。”
会計人も人に理解できないような話はしちゃダメですし、難しいことも分かりやすく伝える努力を怠ってはいけないですね。
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