工夫

今年開業20年目の秋田新幹線。
先日、大曲から秋田新幹線に乗りました。

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東北新幹線はよく利用しますが、秋田新幹線は利用していませんでした。
今回初乗車でした。

ホームがちょっと変わっていて、上り下りとも線路が行き止まりになっていました。
線路の都合上、スイッチバックで向きを変えて走るのだそうです。
ホームの案内もこんな風に。

線路はYの字型になっていて、左上方向が秋田、右上方向が盛岡方面です。
在来線のみ下の方に行きます。

また、このスイッチバック方式のため大曲〜秋田間は、いわゆる後ろ向きに走るのだそうです。
40分ほどですが、不思議な体験ができそうですね。
今度乗ってみたいと思います。

思えば20年前、秋田新幹線などのいわゆるミニ新幹線ができたとき、
「線路をもう1本敷いて、新幹線と在来線を同じ路線に走らせる」
というのは「面白いなー」と思ったものです。

新幹線用に高架線路などを作ったら、莫大な費用がかかります。
でもそのために新幹線の売りである「スピード」は犠牲になる。

費用対効果を考えてこのような形になったとのことですが、後ろ向きに走らせるという思い切りや、線路を1本追加するといった発想の柔軟さは参考になりますね。