決算書を分析しても・・・

「決算書が読めると、いろいろな分析ができる」そうです。
例えば「流動比率」

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決算書のつくり方
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なぜ社長は決算書に興味がないのか?
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調べてみると、

・流動比率(りゅうどうひりつ)とは、企業の1年以内の収支倍率を表す数値である。
・企業のキャッシュフロー(資金の流動性)を表す指標となっている。
・計算式は、流動資産÷流動負債×100%である。

・流動比率は、高ければ高いほど企業の支払能力が高いといえ、理想200%以上、平均120~150%くらい。
・100%を割っていると印象が悪い。

ということだそうです。
200%の根拠ってなんでしょうね?

では、例えばこんな会社があったら、どうでしょう。

決算日時点の流動資産は 200、流動負債が 100 でした。
流動比率は 200%です。

たまたま決算日が休日で、決算日の翌日に月末引き落としの経費が 30、引き落とされました。
決算で、月末引き落としの経費を流動負債(未払金)に計上してありました。
経理処理は模範的、正しいですね。

そして決算日の翌日は、流動資産が 170、流動負債は 70 となります。

何と流動比率は1日で 200%から 242%に!?

でも・・だから何なのでしょうか?

何か改善されたのでしょうか?
1日で会社の支払い能力が高くなったのでしょうか?

調べていたら、こんなオチもありました。

流動比率は非常に使い勝手はいいものの、企業の支払能力をみる指標としては必ずしも万能ではありません。

こちらもいかがですか?

・借金がなかったら?(たとえば流動比率)