管理会計についてネットを見ていたら、こんな記事がありました。
ある商品の利益を上げることを考える場合のシミュレーションです。
この場合、次の3つが考えられるそうです。
1)価格を上げること
2)価格はそのままで原価を下げること
3)販売数を増やすこと
なるほど。
そして具体的な計算例として、
1)価格を10%上げた場合、利益の増加分は当然10%になります。
次に、たとえば原価率80%の場合、
2)原価を10%下げると利益の増加は8%。
さらに、・・・
と途中まで読んでみて、頭がこんがらがってきました。
例えば1)の場合。
次の設例で原価率80%とあるので、仮に80円で仕入れた商品を100円で売って、20円の利益があったとします。
価格を10%上げるということは、100円を110円で売るということです。
仕入れは80円だから、110円ー80円=30円。
30円÷20円は150%・・、利益の増加分は50%ではないのかな・・?
2)の場合
原価を10%下げるということは、80円が72円になるということです。
価格は100円だから、100円ー72円=28円。
28円÷20円=140%・・、利益の増加分は40%ではないのかな・・?
うーーん。
MBAの資格をお持ちの博士で、大手監査法人にも勤務されていた公認会計士の方です。
国内主要企業の監査役を歴任され、現在は大学で教鞭をとられているそうです。
私のような凡人には理解できない、むつかしい計算や算式を使うんだろうな・・・
そしてこうまとめておられました。
・・・このように各要素の関係性を数字で明らかにしながら、効率的で論理的な意思決定の支援をするのが管理会計の役割のひとつです。
私には、管理会計はできないや。