管理と監視

テレワーク、リモートワークが取り入れられる中、その管理をどうするか?
先日ニュースで、在宅勤務の社員を管理するためのツールが紹介されていました。

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パソコンのクリックで、勤務時間が管理できるシステムでした。
デスクトップ上に「着席」「退席」のボタンがあり、これで時間を管理。

さらに、仕事中の社員のパソコンの画面がランダムに撮影され、上司に送信される仕組みもあるそうです。
これにより、どんな作業をしているか(仕事をサボっていないか)がわかるそうです。

これは「管理」というよりは、「監視」に近いのではないかと思います。

それぞれ言葉の意味を調べてみると、

「管理」とは、何らかの基準に対してそこから外れないようにものごとを統制すること
よい状態であるように気を配り、必要な手段を(組織的に)使ってとりさばくこと。

一方の「監視」は、

(悪いことが起こらないように)番をして見張ること。

とありました。

管理(監視)されていないから、テキトーにやっていいというわけではありません。
でも、仕事をする場合、その態度ではなく、結果(成果)が出ることが大切だと思います。

今まで常識とされていることを、リセットして考えてみる必要がありそうです。

今回の新型肺炎が収束に向かっても、以前のようには戻らない。
すでに多くの方が言われています。

コロナは、今までの価値観などを変える大きなきっかけになります。
アフターコロナに向けて、家にいる間に、じっくり考えて見たいと思います。