会計事務所の改善、生産性UP

9月3連休の第1回目〜

■ ■ 発売中 ■ ■
決算書のつくり方
kindle版 

なぜ社長は決算書に興味がないのか?
Kindle版

DMがたくさんきます

DM(郵便物、メール)がいろいろきます。
内容は最近の会計事務所のトピック。
・生産性改善
・業務改善、工数分析
・効率化
といった文字が踊ります。

人手不足はいろいろなところで言われていますが、会計業界も例外ではありません。
求人は大変だと言う話を同業者から聞きます。
そのため、いかに業務を効率化していくかが課題だ、と言われています。

会計事務所の現状と対策

送られてくるDMを見ると、その多くには共通点があります。

現状をまずマトリックス化すると、こんな感じ。

それをこうしましょう。

更にこう進めるのはどうでしょう?

だいたいこんな分析と、その処方箋としての提案があります。
〜うちの生産性改善のセミナーへ来ませんか〜

昔の産業革命と重なって見えます

18世紀半ばから19世紀にかけての産業革命。学校で習いました。
私は今の状況が、これに重なって見えます。
産業革命にあった綿織物の生産過程における様々な技術革新です。

それまでは、人の力で行われていた織物生産。まさに属人的なものです。
産業革命により工場制機械工業が始まります。
その過程では工場に人が集められて作業、そして標準化・機械化されて、やがて人員はほとんどいなくなります。

現在、会計業界でもまさにこれが起きていると思います。
DMを見てもスタッフの業務を効率化し、やがてAI化、ロボット化へ?という方向性が見えます。

誤解を恐れずに言えば、スタッフ・職員さんは作業員です。
そして業務と言われているものの多くは、作業です。
必要な作業なら、どんどん効率化していくべきです。

ただ、そもそもその作業は必要なのか?
その視点が抜け落ちているものは、会計業界にもたくさんあります。
作業(業務)を減らして仕事をすれば、違った視界が広がります。
やらなくていい作業はやめることも大切ですよね。

ーーー

【編集後記】

最近映画のDVDを音声を英語、字幕も英語で見ています。
日本語の字幕でどんな会話をしているのかも、比べて見てます。
会話の表現はとても参考になります。
簡単な単語のフレーズが結構多いのに驚きましたが、日本語だってそうですよね。