以前、こんな記事を書きました。
■ 法律で決まっていますから
http://www.tt-tax.net/juminzei-houritsu
その後も納付書が送られてきた会社から、
「特別区民税・都民税の納付書が来たけど、またなんか税金払うの?」
住民税は総称ですが
住民税は総称です。
今回の場合、正しくは「給与所得等に係る特別区民税・都民税」です。
県であれば県民税、町であれば町民税となるため、総称して「住民税」と呼ぶことが多いです。
ですので、正式名称で納付書が来ると、「ほかの税金?」と思ってしまうのも無理はないかもしれません。
手間ばかり押し付けて、やる気あるのかな?
最近の事例2つほど
■ 「いいですよ、用紙送ってください。」
従業員さんから「給与天引きはいやだ」と言われた社長さんからメールがありました。
いちおう決まりなので、「ご理解いただいてください」
と返信しました。
それでも従業員さんが「いやだ」というので、社長さんが都内某区に電話したそうです。
そして事情を話すと、
「それでは普通徴収(個人払い)に切り替えますので、用紙に記入して送ってください。」
な~んだ、その手があるの(苦笑)
■ 「前向きに対応します」
毎月10日までに金融機関の窓口に行って税金を納めるって、ハッキリ言って面倒です。
電子納税や payeasy、コンビに納付にスマホでも納税ができるご時世です。
税金を取る仕組みはどんどん進化しています。
それなのに、都内某区に payeasy か電子納税はできないかを確認したところ、
・(電話に出た方が)まず電子納税や payeasy を知らない
・銀行で自動送金などの手続きを取ってくれ(手数料かかりますよね?)
・納期の特例を使ってください(毎月納付するから、1回あたりの納付額が少なくていいんでしたよね?)
やる気あるんですかねぇ?