先日、救急法の基礎講座の講習を受けてきました。
基礎講座
思うところがあって、救急法の基礎講座の講習を受けてきました。
日本赤十字が開催しているものです。
救命講習の基礎講座では、心肺蘇生法とAEDの取り扱いを学びます。
救急車(救急隊員)が来るまでの間の、一時救命措置を担います。
朝10時から16時まで、お昼休みを除いて正味5時間ほど。
午前中は学科、午後は実技です。
学科は講義でしたが、講義というよりは心構え的なお話しもあり。
頭ではわかっていても、現場に遭遇したらどのくらいできるのか?
救急隊ではないので、できること(やれること)には限界がある。
講師の方の気持ちが、とても伝わってくるものでした。
知らないとできない、知っていてもできるとは限らない
午後からは実技。
といってもコロナの影響もあり、かなり制限がありました。
片手でも持ち上がるような、上半身だけの人形で行います。
腕も足もありません。
「意識を失った方は、とても重たいです。かんたんには動きません。」
講師の方は、実技が人形なのをとても残念そうに言っていました。
もちろん、人形でやってみても、大変なことはわかります。
安全確認や手順、平時でも慣れるまでは一苦労。
これが緊急時だったり、ケガをしてたり出血してたりしていたら・・
AEDも、何回も動かしてみて、操作方法がわかる。
ではこれを生身の人間に、ためらわずにできるか?
身につくまで、何回も練習が必要です。
と同時に度胸も必要になります。
度胸は練習・経験を積むことでついてきます。
講義と実技
知識的なものを頭に入れ、それを実際にやってみる。
今回は特に、実技の重要性を感じました。
この人形が生身の人間だったら、どんな感じなんだろう。
予期せぬ反応があったら、どうする?
「練習ですが、想像力をフルに働かせてください」と講師の方。
ほんとうにそのとおりです。
私も基礎講座の再受講や、ほかの講習も繰り返し受ける予定です。
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私は会計・税務の業界にいますが、経営はかんたんではありません。
かといって、何回も会社を作って、潰して、成功してといった経験は、現実では大変です。
そんなときは、ぜひMG(MQ戦略ゲーム)をやってみて、
「ゲームですが、想像力をフルに働かせて」みてはいかがでしょうか?
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