確定申告が始まりました。
今年の手引を見ると、大きく
医療費控除は、領収書の提出が不要となりました
と書いてあります。
「あ~よかった。あの束を送らなくていいんだ」
はい、確かに送らなくてよくなりました。
ただし、条件があります。
明細書の記入内容の確認のため、確定申告期限等から5年間、税務署から領収書(医療費通知に係るも のを除きます。)の提示又は提出を求める場合がありますので、領収書はご自宅等で保管してください。
つまり、保管を納税者にさせて、必要があれば出してくれ。ということです。
「この治療費の領収書を出してください」
「無くしました・・」
「本当ですか?ほんとうはあるんでしょう?」
「いや、ありません・・」
どこかで聞いたような問答の末、場合によっては医療費控除が取り消されることもありえます。
5年間と言っても、毎年のように医療費控除を受けられる方は、毎年毎年領収書がたまります。
最大5年分の領収書です。
「会計事務所で預かってよ」
ウチはお断りしていますよ。置き場もありませんし。
現段階では「出すな!」ではなくて「出さなくていい」ですから、出しても全く問題ありません。
手引にも「小さく」書いてあります。
平成29年分から平成31年分までの確定申告については、医療費の領収書の添付または提示によることもできます。
そう、今回を含め3年分は従来どおり、提出できます。
平成31年分まで、今回を含めあと3回の確定申告は大丈夫ということです。
ウチでは31年分まで、送付する予定でーす。