手続きの書類が大阪から来ました。
東京の会社ですが・・
うちの会社は東京にあります。
社会保険の手続は、東京の広域センターに郵送で出しています。
「電子化していないの?」
と思われるかもしれませんが、従業員が2名で、手続きは算定基礎届と月額変更ぐらい。
他の役所の手続きもないし、そのためにGビズIDを取るほどでもないです。
GビズID自体にあまりメリットを感じないので、そのまま、郵送手続きです。
効率的ではないかもしれません。
社会保険事務所は「広域センター」というのがあって、そこで一括処理をしているようです。
千葉県・東京都・山梨県は「東京広域事務センター」が提出先になっています。
なのに、なぜか来る書類は全部「大阪」から来ます。
たぶん全国ネットで一元化しているのでしょう。
それならいっそのこと、全国で15個ある提出先は、2,3個にして「どこに出してもいいですよー」としちゃえばいいのに(笑)
税務署も集中管理で効率化が進んでいます
東京国税局も、今まで税務署単位で行っていた業務を、近隣の数カ所の税務署をまとめて窓口を一本化したりしています。
A,B,Cの税務署をまとめて、窓口はA税務署に置き、そこに「分室」みたいな感じでB税務署、C税務署が入ったりしているところもあります。
最近は6個ぐらい税務署をまとめて、「業務センター」化しているようです。
電子化が進んできて、集中管理がしやすくなったのがあるでしょう。
また、税務署も例外ではなく、人手不足のようです。
署内事務のようなものを、できるだけまとめてという事情もあるようです。
効率化してもらうのはいいことですが、これにより透明化がはかられ、ムダなお金(税金)を使わないようになってほしいものです。
効率化・標準化すべきでないもの
効率よくするためには、誰がやっても、ムダなく、同じようにできる。
つまり「標準化」が有効な方法の1つになります。
でも、何でも効率化すればおいというものでもありません。
たとえば飲食店で、皿の大きさは1種類だけ、フォークとナイフは置くけど、スプーンや箸は使わない、なんてお店もままあります。
そうすると収納や洗うのが楽だったり、数も数えやすいし、盛り付けもしやすかったりします。
まぁ、それもありですが、ソースが混ざっちゃったり、熱い料理が上に乗り、サラダがぬるくなっちゃったりもします。
一方で、いろんなお皿やお椀を使うと、食事を目で見て楽しむこともできます。
確かに洗うのや保管は大変だし、器選びや盛り付けのセンスも問われます。
日本人だから少し贔屓目に見ているかもしれません。
でも、和食の器や盛り付け、細工は好きです。
もちろん、フランス料理などのように、白いお皿にソースなどで盛りつけるのも素晴らしいと思います。
これらは業務ではなく「食文化」なので、効率化、標準化には馴染みません。
長年、手間ひまをかけて洗練されてきたものです。
効率化・標準化するのは、作業のたぐいであって、文化的な意味合いもを持つものまで、良さをなくしてしまうようなことは、してはいけないと思います。
※「社長の訓示」は文化的な意味合いは薄いと思います・・・
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